住宅ローン

住宅ローン控除 2026年改正をやさしく整理 — 中古は拡充、新築は省エネ要件強化

📅 2026.04.15 / 👤 大下 信行

何が変わった?要点だけ

2026年度税制改正大綱で、住宅ローン控除の扱いが見直されました。ポイントは2つ です。

  1. 中古住宅の優遇が拡充。新築との控除格差が縮まる方向に
  2. 新築住宅の要件が厳格化。災害レッドゾーンでの新築は対象外、2028年4月以降の建築確認はZEH水準以上が必須

加えて、2026・2027年に入居する新築の借入限度額は 2,000万円(子育て・若者夫婦世帯は3,000万円)に引き下げられています。

入居時期で控除額が変わる

控除額は 「いつ入居するか」「住宅性能がどの区分か」 の組み合わせで決まります。中古住宅の場合、ざっくりこのイメージです。

  • 認定住宅(長期優良・低炭素):借入限度額 3,000万円、控除期間 10年
  • ZEH水準・省エネ基準適合住宅:借入限度額 2,000〜3,000万円、控除期間 10年
  • その他の住宅(省エネ基準を満たさない):控除期間 10年(限度額が低くなる)

新築は2028年1月以降、ZEH水準を満たさないと そもそも控除対象外 になります。中古の場合は省エネ基準未達でも控除対象(ただし控除額は低い)。

物件選びでの実務的な注意

  • 中古マンションを買う際は、売主・仲介に「省エネ証明書はありますか?」を必ず確認 してください。証明書がないと、せっかく性能が良くても控除区分が下がります
  • リノベーション済みの中古でも、省エネ性能の証明 が控除区分を左右します
  • 新築は2028年以降の建築確認分が対象。2025〜2027年に駆け込みで建築確認を取る物件には特例があります

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