今年も「線状降水帯」の季節でした
7月上旬、福岡県を含む九州北部では線状降水帯発生のおそれが発表され、筑後地方でも大雨への警戒が続きました。毎年のように繰り返される出水期の緊張感。住まい選びの段階で水害リスクをどう見るかは、福岡で暮らす私たちにとって避けて通れないテーマです。
福岡で見るべきハザードマップは1種類ではありません
- 洪水(外水氾濫):川があふれるリスク。筑後川流域では最重要です
- 内水氾濫:川の水位が上がって排水が効かなくなり、市街地に水が溜まるリスク。久留米市で近年繰り返されているのは主にこちらです
- 土砂災害:警戒区域・特別警戒区域の指定
- 地震:福岡市中心部を縦断する警固断層帯は、南東部で30年以内の地震発生確率0.3〜6%と、国内の活断層では高いグループに評価されています
福岡市は「総合ハザードマップ」として洪水・内水・土砂・高潮・揺れやすさなどを地図に重ねて確認できるWebページを公開しています。久留米市も紙とWebの両方でマップを提供しています。
不動産取引では「説明が義務」です
2020年から、売買・賃貸いずれの契約でも、水害ハザードマップ上で物件がどこにあるかを重要事項説明で示すことが義務化されています。土砂災害の警戒区域も従来から説明対象です。つまり「知らずに契約してしまう」ことは制度上防がれています。
大事なのはその先です。マップに色がついている=住んではいけない、ではありません。想定される浸水の深さ、避難所までの距離と経路、建物の階数・構造まで含めて、リスクと付き合えるかを判断する材料にするものです。
STORIAからのアドバイス
内見のとき、私たちは「この道は大雨のときどうなるか」という地元ならではの情報もあわせてお伝えするようにしています。ハザードマップの色の意味がわからない、実家の場所のリスクを知りたい — そんな段階のご相談でも構いません。安心して長く住める場所を、一緒に確かめましょう。




