住宅ローン

政策金利1%時代の住宅ローン — 6月の日銀利上げで、変動と固定はこう考える

📅 2026.07.08 / 👤 大下 信行

6月、政策金利は1.0%に

日本銀行は6月の金融政策決定会合で0.25%の利上げを決め、政策金利は1.0%になりました。2024年まで「ほぼゼロ」だった金利は、この2年半で段階的に引き上げられてきています。

ここで大事なのは、変動型住宅ローンへの反映はすぐには来ないことです。多くの銀行は変動金利の見直しを年2回(4月と10月)に行うため、6月の利上げ分は今年10月の改定で反映される見込みです。4月の改定ではすでに、福岡銀行や西日本シティ銀行など地元の銀行も基準金利を0.25%引き上げています。

いまの金利水準はどれくらいか

  • 変動型(新規・最優遇):大手銀行・ネット銀行で年1%前後。福岡の地銀も最優遇で1%台前半が中心です
  • フラット35(全期間固定):7月は3.14%と、前月からわずかに低下
  • 10年固定:3%台に乗り、変動との差は2%ポイント以上に開いています

「変動で借りている人」は慌てなくていい、ただし

すでに変動で借りている方は、10月の改定で返済額が変わる可能性があります。多くの銀行には毎月の返済額の急増を抑える仕組み(5年ルール・125%ルール)がありますが、利息の割合が増えて元金の減りが遅くなる点は見逃せません。金利1.5%程度までの上昇に家計が耐えられるか、一度シミュレーションしておくと安心です。

これから借りる方は、「当面の低さの変動」か「返済額が確定する固定」かを、金利差だけでなく家計の余力で選ぶのが基本です。共働きで繰上返済の余地が大きいなら変動、教育費のピークが近いなら固定寄り、という整理をよくお話ししています。

STORIAからのアドバイス

銀行によって、金利だけでなく団信(保険)の内容や手数料が大きく違います。同じ「1%前後」でも総支払額には差が出ますし、審査の通りやすさも人によって変わります。2〜3行に同時に事前審査を出して比較するのが今の定石です。STORIAでは地銀・ネット銀行それぞれの特徴を踏まえて、お客様の状況に合う組み合わせをご提案しています。

続きは
ご相談で。

この記事について、もっと知りたい方へ

記事の内容についてのご相談・ご質問はお気軽にどうぞ。